ループ
ゲームを作るうえで「動く」ということは大切です。
repeat命令をベースに、記号を動かしてみたいと思います。
早速
では、こんなスクリプトを書いてください。
*main repeat cls pos x,20 mes "○" x=x+1 wait 1 loop
どうですか?「○」が右に動いていったと思います。
理屈は簡単です。まず、○の位置をpos命令で決めるわけですか、
x座標のところがxになっています。変数を使っているのですが、その下のほうに
x=x+1
という式で、xに1ずつ足していっているわけです。
これによって○のx座標が右にずれていくわけです。
その式の「+」となっているところを「-」とすると、左に動いていきます。
しかし、ただ右に動かすだけではだめです。さっきのスクリプトから、cls命令を消して見てください。
なんかよくわからないものが伸びていくのがわかると思います。
というわけで、cls命令で、動く前の○を消していっているのです。
要するに、実際に○が動くのではなく、位置が変わる○を一回ずつ消して、動いているように見えるだけです。
理屈はアニメーションと同じです。また、y座標にも同じようなことをすれば、縦の動きをします。
前の章でいい忘れてしまいましたが、repeat命令を使うときは、絶対repeatとloopの間にwait命令を入れてください。
CPUに負担がかかって大変なことになるので。
では。五章は終わりです。最近講座が短いですが。なるべくがんばるんでよろしく。
次は、十字キーで動かすのをやってみたいと思います。
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