ジャンプ


「ジャンプとループ」っていうお題にしましたが、
題名を決めかねたのでそういうヘンなのになってしまいましたw。
内容はそのまんまです。ジャンプとループです。
ジャンプですが、マ○オのようなアクションゲームを作るわけではありません。


ジャンプその1

まずはジャンプからです。
が、ジャンプする前にひとつ覚えておくことがあります。
スクリプトを書くときに、条件分岐するときがあります。
そのときに、スクリプトの指定の位置にいくための目印をラベルといいます。

ラベルは、*の後に続けて何かアルファベットの文字列(要するに、ラベルの名前です)
を入れればokです。実行画面には、ラベルは表示されません。
また、ラベルの前には、<tab>は入れないほうがいいです。見やすいですし。

では、ラベルについて理解した上で、ジャンプしてみたいと思います。
ラベルは重要なので、わからなかったら気兼ねなしに聞いてください。


では早速ジャンプしてみましょう。こんなスクリプトを書いてみてください。


	goto *jump
*main
	mes "1"
	stop
*jump
	mes "2"
	goto *main

・・・かけました?実行する前に、ちょっと考えて見ましょう
実行するとどうなると思いますか?
ちょっと考えてから実行してみてください。
どうなりましたか?たぶん2の下に1と表示されたと思います。
スクリプトの上では順番は逆なわけですが、スクリプトの中で、変わってしまったわけです。

まず、gotoってなんやねんって思ったとおもいます。
これは、簡単に言うと、ジャンプする命令です。
やっと題名にたどり着いたわけですが、ジャンプするとはどういうことでしょうか。
まず、コンピューターは、上から順番に命令を実行します。
まず、最初に

	goto *jump
となってます。これで、コンピューターは、「*jumpというラベルにジャンプするんだな。」
と、理解して*jumpにジャンプします。
そのあと、mes命令で、「2」と表示した後、再びgoto命令で*mainというラベルにジャンプするわけです
あとは、mes命令で、「1」と表示した後、stop命令で、ストップさせるわけです。
ちょっとややこしかったかも知れませんでしたが、2、1の順番で表示された謎は、解明されたと思います。


ジャンプその2

さて、ジャンプその2となってますが、今回は、その1を理解していればそんなに難しくないと思います。
今回は、ボタンを使うわけですが、理屈はgoto命令と同じです。
ただ、違う点はgoto命令は、強制なのに対し、ボタンは、ユーザーが選択できる点です。
時と場合によって使い分けてほしいと思います。

さて、ボタンですが、早速ボタンをつかったこんなスクリプトを書いてみてください。

*main
	mes "ボタンを押すと"
	button "PUSH",*push
	stop
*push
	mes "どんどん表示"
	stop
ボタンを押してみてください。「どんどん表示」が、どんどん表示されていくと思います。
一応言うまでもないかもしれませんが、buttonというのがボタンを表示する命令です。
これは、ジャンプは少ししかありませんが、これで重要なのは、
stopしても、ボタンは押せる。ということです。これを知っておけば、
ボタンの機能はほとんど理解したといっても過言ではないと思います。

あと、ジャンプではないですが、知っておきたい命令を紹介します。

まず、cls命令です。

	mes "表示されるかな1"
	cls
	mes "表示されるかな2"
	stop
実行してみましょう。「表示されるかな2」だけが表示されたと思います。
これは、cls命令が、画面を消すからです。
cls命令を実行すると、画面が消えますが、このとき、画面をclsのあとに

	cls 3
といった風に、数値を入れることによって、画面の暗さを設定できます。
入る数は0〜4で、0は白で、何も書かないとこれになります。
4だと、背景は真っ黒になります。


と、長くなりましたが、第三章はこれで終です。

<<Back     Next>>
SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送